エアラインES作成手順④テーマから回答で採用側に伝えたいことを決める
公開日:2025年3月7日
通過するエアラインESの作成教室(4)
CA・GS(グランドスタッフ)選考で通過するES(エントリーシート)を完成させる作成教室の第4回です。
「設問の回答作成手順」に沿って毎回ひとつずつ具体的な作成方法を説明し、選考で通過するESの完成を目指します。
設問の回答作成手順
1.設問の内容を正確に理解する
2.採用側の設問の意図を捉える
3.設問の意図から回答するテーマを選ぶ
4.テーマから回答で採用側に伝えたいことを決める
5.エピソードを交えるかは回答内容から判断する
6.文章構成を練る
7.採用側がイメージできる内容や表現にする
8.長めの文章から文字数に合わせて削る
今回は、「4.テーマから回答で採用側に伝えたいことを決める」です。
4.テーマから回答で採用側に伝えたいことを決める
前回の復習です。
テーマとは、これまで自分が過去に取り組んできたことです。
例えば、以下があります。
テーマ(例)
①アルバイト
②部活動、サークル活動
③学外活動
④ボランティア活動
⑤海外留学
⑥ゼミ活動
⑦習い事、趣味、スポーツ
⑧学業、資格取得
⑨その他、目標達成に向け取り組んだこと、など
事前に「自己分析」を行い、その「設問の意図」に適したテーマを選んでいきます。
そして、選んだテーマから、回答で採用側に伝えたい、アピールしていきたいことを決めていきます。
採用側の「設問の意図」に応じて、いくつか事例を挙げます。
設問の意図が「サービスマインド」の場合
自分の「サービスマインド」がどの程度(レベル)のものかを採用側に伝えるテーマとして「接客のアルバイト」を選んだとします。
そして選んだ「接客のアルバイト」から、自分の「サービスマインド」について採用側に伝えたい、アピールしたいこととして「お客様のことをよく観察して心の声まで探り、お客様の一歩先を読む、先読みの行動に励んだ」ことにしようと決めます。
設問の意図が「人間性(性格・タイプ)」の場合
設問の意図である自分がどのような性格・タイプの人間かを採用側に伝えるテーマとして「海外留学」を選んだとします。
そして選んだ「海外留学」から、自分の「人間性」について採用側に伝えたい、アピールしたいこととして、海外留学時の英語スピーチ大会の挑戦で活かせた「結果をおそれず強い願望を持ち努力し続けることができる人間」にしようと決めます。
設問の意図が「能力(強み)」の場合
自分の「能力(強み)」を採用側に伝えるテーマとして「高校時代の部活動」を選んだとします。
そして選んだ「高校時代の部活動」を通じて養った採用側に伝えたい、アピールしたい「能力(強み)」として、「目標達成に向け創意工夫を凝らし果敢に挑むチャレンジ精神」にしようと決めます。
設問の意図が「コミュニケーション(かかわり方)」の場合
設問の意図である「コミュニケーション=相手との人間関係を築くかかわり方」を採用側に伝えるテーマとして「サークル活動」を選んだとします。
そして選んだ「サークル活動」から、自分の「相手とのかかわり方」について採用側に伝えたい、アピールしたいこととして、「私は日頃から、どんなに些細なことでも感謝の気持ちが相手に伝わるよう言葉や手紙にしている」ことにしようと決めます。
次回は、「5.エピソードを交えるかは回答内容から判断する」です。
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