エアラインES作成手順③設問の意図から回答するテーマを選ぶ
公開日:2025年3月3日
通過するエアラインESの作成教室(3)
CA・GS(グランドスタッフ)選考で通過するES(エントリーシート)を完成させる作成教室の第3回です。
「設問の回答作成手順」に沿って毎回ひとつずつ具体的な作成方法を説明し、選考で通過するESの完成を目指します。
設問の回答作成手順
1.設問の内容を正確に理解する
2.採用側の設問の意図を捉える
3.設問の意図から回答するテーマを選ぶ
4.テーマから回答で採用側に伝えたいことを決める
5.エピソードを交えるかは回答内容から判断
6.文章構成を練る
7.採用側がイメージできる内容や表現にする
8.長めの文章から文字数に合わせて削る
今回は、「3.設問の意図から回答するテーマを選ぶ」です。
3.設問の意図から、回答内容のテーマを選ぶ
テーマとは、これまで自分が過去に取り組んできたことです。
以下にテーマ(例)を挙げます。
テーマ(例)
①アルバイト
②部活動、サークル活動
③学外活動
④ボランティア活動
⑤海外留学
⑥ゼミ活動
⑦習い事、趣味、スポーツ
⑧学業、資格取得
⑨その他、目標達成に向け取り組んだこと、など
事前に「自己分析」を行い、その「設問の意図」に適したテーマを選んでいきます。
テーマやそのテーマのエピソード(出来事)を選ぶ上でのポイントを4点挙げます。
①設問1つに対して1つのテーマとします。
設問の指定文字数の関係もあり、1つの設問にテーマを複数盛り込んでしまうとそれぞれのテーマの状況説明中心となり、内容が薄まる傾向にあります。
そこで、1つのテーマの1つのエピソードに絞り、深く詳しく書く方が、読み手(採用側)により伝わりやすく、自分をアピールできるものになります。
②選ぶテーマの「期間」や「長さ」は関係ありません。
テーマを選ぶ上で、必ずしも、力を注いだ「期間」や「長さ」は関係ありません。
短期間のことでも設問のテーマになり得ます。「期間」よりもその「中身」や力を注いだその「濃さ」が重視されると考えてください。
③珍しいテーマやエピソードをひねり出す必要はありません。
テーマやエピソードは、他の受験生には真似ができない珍しい(レアな)ものをひねり出す必要はありません。テーマやエピソードは、その希少度が評価されるわけではないからです。
採用側の「設問の意図」に適したテーマやエピソードを選び、その経験を通じて養った自分の長所が、企業や職場で活かすことができることをしっかりアピールしていきます。
④大きな成果を挙げたテーマやエピソードとする必要もありません。
読み手である採用側は、その取り組んだことによる結果や成果は大して重要視していません。
取り組んだ結果、大きな成果を挙げたのであれば、それを盛り込めばよいですが、大きな成果を挙げていなくても、テーマやエピソードになります。その意味からも、結果や成果は、ちょっとしたプラスの成果で構いません。
次回は、「4.テーマから回答で採用側に伝えたいことを決める」です。
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