【エアライン面接対策】回答手法④面接官を観察する

公開日:2025年7月15日

エアライン面接の臨み方(その4)

 

CA・GS(グランドスタッフ)の面接での回答テクニックを分かりやすく解説します。

面接官からの質問に対して、正確に、過不足なく回答するにはコツがあります。

どのような頭の働かせ方をしていけばよいか、面接選考への臨み方から回答に至るまでの手順を複数回にわたり取り上げます。

第4回は「面接官を観察する」です。

 

エアライン面接での回答手順

 

1.エアライン面接の臨み方

①面接官視点で臨む

②面接官との関係構築を意識する

③面接での質疑応答の流れが大切

④面接官を観察する

 

2.面接官から質問がきたら

⑤質問の意図を把握する

⑥質問の意図別の引出しを選ぶ

 

3.質問に回答する

⑦回答する文章構成を意識する

⑧採用側視点で判断する

⑨前向きな内容・表現を用いる

⑩回答の最後のしめに留意する

 

1.エアライン面接への臨み方

④面接官を観察する

面接選考で、面接官から質問を受けたときの受験生の頭の中をみてみます。

 

例えば、面接官から「志望動機を教えてください。」との質問を受けたとします。

 

受験生の頭の中は、「よし、志望動機の質問がきた。覚えた志望動機を正確に答えなければ。」となり、丸暗記した志望動機を正確に答えることのみに集中し、速いスピードで、お坊さんがお経を唱えるかのような一定の音程で、一方的に回答する受験生が割と多いです。

 

面接官からの質問に対して、正確に回答するだけでは足りません。

 

回答内容が、ちゃんと面接官の頭の中に残るように、面接官の「聴きやすさ」を意識して回答する必要があります。

 

そのためにも「面接官に自分の話を理解して欲しい」との思いで、丁寧に、ハキハキとした声で、気持ちゆっくり目に話すことを意識します。

 

すなわち、面接での質問に答える際、暗記したものを棒読みするのではなく、ゆっくり目の速度で、声のトーンを上げて、気持ちを込めて話していきます。

 

そして、回答するときは、面接官の表情を観察して、その表情をうかがいながら答えていきます。

 

例えば、面接官が、「うんうん」とうなずいてくれるようであれば、その回答内容に興味をもってくれていると考え、しっかりと気持ちを込めて話していきます。

 

また、面接官が、「う~ん?」と首をひねるようであれば、自分の話をきちんと理解してもらえていないと捉えて、面接官の「質問の意図」を再考したうえで、分かりやすい話しに変えるなど回答内容を工夫していきます。

 

このように質問に答えるときは、受験生の一方通行による回答ではなく、面接官視点を念頭に、面接官との会話のキャッチボール(質疑応答のやりとり)を意識します。

 

回答のボールを投げ、また、質問のボールを投げ返してもらうとの会話のキャッチボールを繰り返し、面接官との会話を楽しむことが大切です。

 

イメージとしては、仲の良い友人との会話を楽しむ感じです。

 

友人との会話を楽しみたければ、急いで、一方的に答えようとはしませんよね。

 

会話のキャッチボールには、会話の「間」も大切です。仲の良い友人との会話と同じように面接官とのやりとりも楽しめるようになれることが理想です。

 

次回は、面接での回答テクニック⑤「質問の意図を把握する」です。

 

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