【エアライン面接対策】回答手法⑦回答する文章構成を意識する
公開日:2025年8月6日
質問に回答する(その1)
CA・GS(グランドスタッフ)の面接での回答テクニックを分かりやすく解説します。
面接官からの質問に対して、正確に、過不足なく回答するにはコツがあります。
どのような頭の働かせ方をしていけばよいか、面接選考への臨み方から回答に至るまでの手順を複数回にわたり取り上げます。
第7回は「回答する文章構成を意識する」です。
エアライン面接での回答手順
1.エアライン面接の臨み方
①面接官視点で臨む
②面接官との関係構築を意識する
③面接での質疑応答の流れが大切
④面接官を観察する
2.面接官から質問がきたら
⑤質問の意図を把握する
⑥質問の意図別の引出しを選ぶ
3.質問に回答する
⑦回答する文章構成を意識する
⑧採用側視点で判断する
⑨前向きな内容・表現を用いる
⑩回答の最後のしめに留意する
3.質問に回答する
⑦回答する文章構成を意識する
面接選考での回答で気をつけないといけないことは、長々と回答してしまうこと、同じようなことを繰り返して回答してしまうことです。
そうなってしまう理由は、「どう答えようか?」と考えながら回答をしてしまうからです。
丸暗記した回答との格差が大きくなり、良くない方に目立ってしまいます。
そうならないようにするには、「質問の意図」ごとに整理した、各質問の「結論」と、「文章構成」を準備しておくことです。
回答する際の「文章構成」は、以下の4パターンです。
■文章構成パターン
1.結論 → エピソード(自分が行動したこと)
2.結論 → 理由(結論に至った理由)
3.結論 → 詳細(結論の詳細)
4.結論 → 理由 → 詳細
4つのパターンは、いずれも冒頭は、その質問の「結論」です。面接官の質問そのものをオウム返しにするようにして、回答の「結論」の主語にします。
例えば、「これまでの人生の中で一番の困難なことは何ですか?」との質問であれば、「私のこれまでの一番の困難なことは、○○○○です。」と、「結論」の主語にしていきます。
そして、「結論」だけでなく、質問に応じて、「エピソード」か、「理由」か、「詳細」か、いずれかを続けます。
1.結論 → エピソード(自分が行動したこと)
この文章構成は、自己PR、ガクチカ(学生時代に力を注ぎ、そこで得たこと)のほか、エアラインの面接選考でよく出題される「これまで困難だったこと(挫折したこと、失敗したこと)を教えてください。」といった、「自分が行動したエピソード」を盛り込むときに用います。
「チームで成し遂げたこと」、「接客のアルバイトで取り組んだこと」の質問も、回答内容に「自分が行動したエピソード」を盛り込む必要があるので、この文章構成になります。
この文章構成の場合、回答の最後は、「この経験を通じて私は、〇〇〇力を養いました。」とか、「この経験を通じて私は、□□□することの大切さを学びました。」などでしめていきます。
2.結論 → 理由(結論に至った理由)
3.結論 → 詳細(結論の詳細)
「結論」のあと、「理由」が続くか、「詳細」が続くか、その違いは、「結論」を聞いた面接官がどのように思うか、によります。
例えば、「あなたを動物に例えたら、何ですか?」という質問に対して、「私を動物に例えると、秋田犬です。」と答えた場合、面接官は、「なぜ、秋田犬??」と思うため、その「理由」を続けます。
一方、「あなたの趣味は、何ですか?」という質問に対して、「私の趣味は、ウォーキングです。」と答えた場合、面接官は、「趣味はウォーキングね。」と、疑問に思うことはないため、「理由」ではなく、ウォーキングに関する「詳細」を続けます。
4.結論 → 理由 → 詳細
2と3の文章構成の複合系で、結論の「理由」を回答した後に、結論に関する「詳細」を回答していく文章構成です。
次回は、面接での回答テクニック⑧「採用側視点で判断する」です。
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