通過するエアラインESの作成手順
公開日:2025年2月20日
エアラインES作成の流れ
今回から数回にわたり、「通過するエアラインES作成教室」として、ESの作成手順に沿って、そのポイント、方法などをお話しします。
初回は全体像を把握するために、エアラインESの回答作成手順を取り上げます。
手順に沿って作成するにあたり、事前に「自己分析」を済ませておくとスムーズにいきます。
以前ご紹介した「エアライン就活に向けた自己分析のやり方」を参考に、「自己分析」をしてみてください。
https://shinjuku-airlinesupport.com/3358
設問の回答作成手順
1.設問の内容を正確に理解する。
設問内容や表現を読み違えないように気をつけます。
特にCAの設問は、「あなたの心を動かされた出来事を教えてください。」「将来の姿について想像したときに、あなたは人としてどうありたいですか。」と抽象的な表現の場合もあるので、設問内容を正確に理解します。
そして、どうしてそうした設問を出題するのか、作成手順の2に進みます。
2.採用側の設問の意図を捉える。
ESの設問には、採用側がその設問を出題する意図(設問の意図)があります。設問の意図を正しく捉えないと、作成した回答内容と採用側が知りたい内容とがずれてしまいます。
その設問から、採用側が受験生の何をみたいのか、例えば、「サービスマインドはどの程度か知りたい」とか「チャレンジ精神があるかみたい」など、採用側の設問の意図を押えます。
3.設問の意図から回答するテーマを選ぶ。
テーマとは、これまでの自分の体験や経験をいいます。例えば、アルバイト、部活動、ゼミ活動、海外留学、ボランティア活動などで、「自己分析」から、設問の意図に適したテーマを選んでいきます。
例えば、「サービスマインド」の設問の意図から、「接客のアルバイト」をテーマにするといった感じです。
4.テーマから回答で採用側に伝えたいことを決める。
選んだテーマから、設問の意図を捉えた、回答で採用側に伝えたい、アピールしたいことを決めていきます。
例えば、選んだテーマ「接客のアルバイト」から、「お客様をよく観察して心の声を探り、先読みの行動をとる」内容にしようと決めていきます。
5.エピソードを交えるかは回答内容から判断。
自分の行動したこと、体験したことが回答内容になる場合は、そのときのエピソードを回答内容に盛り込みます。
回答内容「お客様をよく観察して心の声を探り、先読みの行動をとる」は、自分が行動したことなのでお客様とのやりとりなど、そのときの出来事(エピソード)を交えます。
6.文章構成を練る。
回答内容が決まったら文章構成に移ります。
採用側視点に立ち、採用側が読んで分かりやすい文章構成を選びます。
文章構成にはパターンがあります。いずれも冒頭は、その設問の「結論」です。続いて、その理由、詳細、エピソードなど回答内容により変わってきます。前後の内容の流れを意識して構成を練ります。
7.採用側がイメージしやすい内容や表現にする。
文章構成に沿って回答を作成していきます。
採用側視点に立ち、採用側がイメージしやすいよう具体的な内容や表現を用います。
8.長めの文章から、文字数に合わせて削る。
ESの設問は文字数の制限がありますが、最初は文字数を気にせず、長めの文章を作成します。
その理由は、最初から制限文字数に合わせようとすると読み手に状況を伝えたいため状況の説明文や表現を丸めた抽象的な内容になりがちだからです。
そこで最初は長めの文章を作り、長い文章から削り指定文字数に当てはめていく方が内容の濃いものができます。
次回は、作成手順1「設問の内容を正確に理解する。」についてお話しします。
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