エアラインの内定獲得に向け準備しておくこと(1)
公開日:2022年1月3日
「自らの感性を磨いていく」ことで面接選考に自信をもって臨めるようになります。
今回からエアラインの面接対策編に入っていきます。
客室乗務職やグランドスタッフの内定を獲得するために早めに準備をしておいてほしい2つのことを今回と次回との2回に分けて紹介します。
自らの感性を磨いていく
まずひとつめは「自らの感性を磨いていく」ことです。
面接選考に大いに役立ちます。
採用面接官を経験した私の考えとして、面接選考での回答は、その企業向けの飾った言葉やその企業に合わせた本来の自分の考え方とは違う「女優」を演じると、必ずといっていいほど違和感が残るので、面接官にはまず見抜かれてしまいます。
面接選考では、パーフェクトを目指さないと内定が取れないものではありません。
自分らしさをみせていくために、面接で自分の未熟な部分がでてしまったとしても、そうした一面も含め、それが自分の個性であり、あなたらしさです。
過去の経験からも、面接選考では、自分に自信をもち、素直な自分らしい良い面をしっかりみせていく方が、好結果につながりやすいです。
素直な自分らしい良い面をさらに高めていくには、また、自分の未熟な面を減らしていくには、「自らの感性を磨く」ことをお勧めします。
そのためには、自分で考えながら、自分の心を育てていくことが必要です。
客室乗務職やGSに求められる人間性や人柄には、「素直な心」、「誠実さ」、「感謝の心をもつ」、「謙虚な学びの姿勢」、「ポジティブシンキング」、「利他の心」などですが、「自らの感性を磨く」ための3つの方法を紹介します。
一つ目は、簡単な日記をつけるなど、日々、自分自身を振り返り、うまくいったことは、どうしてうまくいったのか、うまくいかなかったり、うまくできなかったりしたことは、どうすれば、今日よりも少しはうまくいったかを振返り、反省をすることにより新たな気づきを得るようにします。
そして、次回、同じようなケースに出くわしたら、その新たな気づきで得たことを実践します。
そうした振返りと新たな気づきを実践することにより、昨日よりも一段、自己成長の階段を登ったことになります。
二つ目は、日ごろからさまざまなサービスを体験して好サービスに出会った場合や、常に自分のアンテナの感度を高く保ち、日常の中にある好事例に遭遇した場合には、そうした「相手を思いやる心」を感じて、その「思いやりの心」の良さを認め、自分も同じことを実践するようにします。
そうした試みが、面接選考で話す自分のエピソードにもなります。
三つ目は、周囲の自分の身近な人の優れた点をひとつは見つけて、その良さを謙虚な学びの姿勢で自分に吸収すべく、真似をしてみます。
その優れた点を真似して実践していくことで自分もそうした人になっていくのです。
このほかにも、視野を広くもって、色々なことに好奇心をもち、さまざまな経験をすることによって、豊かな感性を養う機会を得ることができます。
こうした、日々「心」の感度を高め、自分の「内面」を磨くことで人間力が高まり、面接選考で自分らしさをしっかりとみせていけるだけの自信につながります。
今からでも遅くはありません。
1回行っただけでも、これまでより一歩、自己成長を遂げることができます。
よろしければ、ぜひ実践してみてください。