【グランドスタッフの面接対策】内定獲得に向けた具体的な手法

公開日:2022年7月17日

グランドスタッフの面接選考で自信をもって臨むには

 

JALスカイとANAエアポートサービスの2023年新卒採用において、弊会の「エアラインコース」の受講者全員が見事内定を獲得しました。

 

そこで今回は、グランドスタッフ(GS)の面接選考において、採用側の評価項目である外面適性評価と内面適性評価とに分けて、面接対策を解説します。

 

 

まず、外面適性評価です。

 

外面適性評価では、集団・個人面接ともに、面接会場への入室時の「第一印象」が極めて大切です。

 

採用面接官に向けて、明るく、元気よく、声のトーンを普段より上げて、「よろしくお願いいたします。」とあいさつをした後に、一拍間を空けて、きれいな分離礼をしていきます。

 

採用面接官は、受験者の表情とともに、所作や言葉遣いなどもみているので、日頃から意識して心掛けるようにします。

 

入室時と同様に退室時のあいさつも大切にして、面接会場から退室する最後の最後まで気を引き締めていきましょう。

 

エアラインの面接選考は、一般的には、明るく和やかな雰囲気で進みますが、時として採用面接官の表情が気になったり、集団面接で他の受験者と自分とを比較してしまい自信がなくなってしまうことがあります。

 

しかし、採用面接官の表情や他の受験者のことを比較する必要はなく、いつも通りの平常心で、面接選考に臨むことが大切です。

 

弊会の面接対策では、そうした「採用側視点」での評価ポイントやノウハウの多くを学んでいくとともに、模擬面接を数多くこなし、細かいフィードバックとアドバイスを通して、徐々に面接選考の場でなすべきことが自然とできるようレッスンを繰り返していきます。

 

 

一方、内面適性評価では、面接での質問に対して、①採用側の「質問の意図」を的確に捉え、②自分視点ではなく「採用側視点」に立ち、③採用側がイメージしやすい「わかりやすい構成と内容や表現」で回答できているかがみられます。

 

「採用側視点」に立った場合、長々と回答し過ぎないことが大切であり、エピソードを交える回答でも、目安として回答時間は1分強(文字数としては330字程度)にしていきます。

 

面接選考での質問は、採用面接官が自由に決められます。

 

志望動機のような必ずきかれる質問もありますが、エアラインの場合、エントリーシートの内容に沿って質問されることは少なく、GSとして求められる資質の有無、GSの職種理解や企業研究ができているかなど、面接選考で問われる質問は多種多様であり、そうした質問1つ1つの回答を準備することは物理的にまず無理です。

 

そこで、1つ1つの質問単位で回答を準備するのではなく、エアラインの採用側の「質問の意図」ごとに何をテーマに回答していくか、自分の頭の中に、回答用の「引出し」を数多くつくり、質問によって、その「引出し」をうまく引き出せるよう整理していきます。

 

弊会では、エアラインの採用側の「質問の意図」を15に分類し、その15種類の「大引出し」の中にしまう複数の「小引出し」を準備し整理していきます。

 

 

そうした「小引出し」を用いて回答していくための頭の働かせ方について一例を挙げます。

 

例えば、採用面接官から「これまで困難なことをどう乗り越えてきたか、そこから得たことを教えてください。」と質問された場合、以下のように頭を働かせて回答内容を引き出していきます。

 

①「質問の意図」を捉える。

質問内容の「乗り越えて得たこと」のキーワードと採用側視点から、質問の意図は、「人間力(養った強み・得た学び)」と気づきます。

 

②「人間力」の複数の「小引出し」から1つを選択する。

「人間力」の「大引出し」の中にある、準備をした複数の「小引出し」から、回答に適した1つを選んでいきます。

 

③「人間力」から、文章構成パターンを確定する。

4つの文章構成パターンのうち、「人間力」は、エピソードを交える文章構成パターンなので、「①結論⇒②エピソード⇒③この経験から得た学び」の流れで回答していくことを確定させます。

 

この①から③までの判別が、模擬面接でのレッスンを積むことで、3秒程でできるようになります。

 

 

弊会の「エアラインコース」では、①インプット編、②準備編、③アウトプット編の3つの編成でレッスンしていきます。

 

インプット編では、エアライン面接選考における「採用側視点」の多くを学んだ上で15の「質問の意図」と、4つの文章構成パターンなど「わかりやすい構成と内容や表現」で回答していくための理論を学んでいきます。

 

準備編では、15のうち、エピソードを交えていく5つの「質問の意図」のテーマとエピソードを話し合い、回答用の「小引出し」のつくり方を学んでいきます。

 

アウトプット編では、模擬面接の回数を重ねながら、回答用の「小引出し」の数を増やしていくと共に質問の回答に適した「小引出し」の選び方や、仮に「質問の意図」の判断がつかない場合の「小引出し」の導き出し方についても習得していきます。

 

弊会では、こうしたレッスンを数多くこなしていくことにより、受講者も驚くほどの面接力が養われ、本番では、自信をもって臨むことができるようになります。

 

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