【エアライン面接対策】回答手法②面接官との関係構築を意識する
公開日:2025年6月30日
エアライン面接の臨み方(その2)
CA・GS(グランドスタッフ)の面接での回答テクニックを分かりやすく解説します。
面接官からの質問に対して、正確に、過不足なく回答するにはコツがあります。
どのような頭の働かせ方をしていけばよいか、面接選考への臨み方から回答に至るまでの手順を複数回にわたり取り上げます。
第2回は「面接官との関係構築を意識する」です。
エアライン面接での回答手順
1.エアライン面接の臨み方
①面接官視点で臨む
②面接官との関係構築を意識する
③面接での質疑応答の流れが大切
④面接官を観察する
2.面接官から質問がきたら
⑤質問の意図を把握する
⑥質問の意図ごとの引出しを選ぶ
3.質問に回答する
⑦回答は文章構成を意識する
⑧採用側視点で判断する
⑨前向きな内容・表現を用いる
⑩回答の最後のしめに留意する
1.エアライン面接への臨み方
②面接官との関係構築を意識する
エアライン面接選考で受験生3名のグループ面接の場合、面接官は、入退室含めて25分と限られた時間内で受験生を評価します。
それも、初対面である複数の受験生を多数の項目ごとに評価しなければならないため、面接官は実はかなりハードです。
一方、受験生にとってみても、エアラインの面接選考は、華やかな雰囲気ではあるものの、常に評価されているのではないかとピリッとした一種独特な雰囲気も感じられるため受験生は緊張しがちで、普段のその受験生らしい良い面が出し切れないおそれがあります。
そのため面接官は、受験生が緊張しているなと感じた場合、面接選考の冒頭で「アイスブレイク」を入れるなど、受験生の緊張をほぐそうとします。
面接官は受験生の良い面を拾おうとする
そして面接官は、そうした限られた時間内で受験生を評価していくことになるため、出来るだけ受験生の良い面を拾おう、拾おうとします。
つまり、エアライン面接の場合、重箱の隅をつつくような受験生のマイナス面を積極的に拾おうとの意識はないです。
そこで受験生は、「面接官に自分の売りである良い面をひとつでも、ふたつでも拾ってもらおう!」との意識をもって面接選考に臨むとよいです。
そうした自分の良い面をしっかりと面接選考の場で出していくために、まだまだ自分の足りない部分、自分の未熟な部分が出てしまっても構いません。
CAやGSの内定者は必ずしも、全く欠点のない、いわゆる「珠玉」ではありません。面接選考の評価も満点でなければ、内定がとれないといったものではないです。
エアラインを志望する多くの受験生は、CAやGSの面接選考ではミスが許されないものであり、自分の未熟なマイナス面を出してはいけないと考えてしまいがちです。
頑張ってマイナス面は出ずに済んだものの、そこに意識が集中され、自分の売りとしている良い面をしっかりと出せなかった結果、面接官の評価が可もなく不可もなくとの評価点になると、残念ながら次の選考に進みづらくなります。
面接官との関係性を築くには
緊張しやすいCAやGSの本番の面接選考で自分の良い面をしっかりと見せていく上で、面接官を自分の身近なおじさんやおばさんと見立ててはどうでしょうか。
そうすれば、面接官から評価を受けるといった緊張感がいくらか和らぎ、また、面接官との距離感も幾分縮まり、本来の自分らしい、自分の売りとしている良い面を出しやすくなるように思います。
例えば、「誰よりも自分の笑顔や元気さに自信がある!」ということであれば、そうした自分を面接選考でしっかりと出していきます。
そして特にCAの最終面接では、面接官からの何気ない雑談にどう対応していくか、本来の自分らしさで面接官との対話を楽しむことができるかがポイントとなります。
そうした最終面接に向けて、初対面である面接官との関係性を築いていくことを意識して、エアラインの面接選考に臨んでいってください。
次回は、面接での回答テクニック③「面接での質疑応答の流れが大切」です。
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