【エアライン面接対策】回答手法③面接での質疑応答の流れが大切
公開日:2025年7月8日
エアライン面接の臨み方(その3)
CA・GS(グランドスタッフ)の面接での回答テクニックを分かりやすく解説します。
面接官からの質問に対して、正確に、過不足なく回答するにはコツがあります。
どのような頭の働かせ方をしていけばよいか、面接選考への臨み方から回答に至るまでの手順を複数回にわたり取り上げます。
第3回は「面接での質疑応答の流れが大切」です。
エアライン面接での回答手順
1.エアライン面接の臨み方
①面接官視点で臨む
②面接官との関係構築を意識する
③面接での質疑応答の流れが大切
④面接官を観察する
2.面接官から質問がきたら
⑤質問の意図を把握する
⑥質問の意図別の引出しを選ぶ
3.質問に回答する
⑦回答する文章構成を意識する
⑧採用側視点で判断する
⑨前向きな内容・表現を用いる
⑩回答の最後のしめに留意する
1.エアライン面接への臨み方
③面接での質疑応答の流れが大切
面接官からの質問を受け、受験生が回答をする、そして、面接官がその関連質問をする、面接選考はこうした面接官との質疑応答が続きますが、この質疑応答には「流れ」があります。
そして、質疑応答の流れは、受験生の回答内容に応じて自在に進み、また予期しない方向に進むこともあります。
そこで、受験生は、面接での質疑応答の流れを意識していくことが大切です。
例えば、グループ面接で、最初に志望動機が出題され、受験生4人がそれぞれ回答したその直後に、面接官から、「Japan Qualityとは、何だと思いますか?」という質問がきました。
こうした言葉の意味を問う質問は、エアライン面接では時々ありますが、その言葉の意味が広いため、的を射た回答に窮する場合があります。
そもそも、なぜこうした「Japan Quality」の意味を問う質問がきたのでしょうか、それには理由があります。
それは、この前の志望動機に対する回答で、2人の受験生が「Japan Quality」との表現を使ったため、面接官がこの言葉に反応し、「Japan Quality」の意味を問う質問がきたのです。
それが分かれば、「航空会社におけるJapan Quality」と意味が限定でき、回答しやすくなります。
こうした事例からも、面接選考での質疑応答のやりとりは、自分以外のときもしっかりと追っかけていく必要があります。
それまでの質疑応答の流れから、例えば、以下のような予測をたてます。
3名でのグループ面接だから、質問は多くて6問ぐらいかな。
1分間自己紹介から始まり、志望動機ときて、『これまで困難なことをどう乗り越えたか?』の質問がきた。
長めの回答をする受験生もいるから、時間的にはあと2問ぐらいかな。
もう1問、自分に関する質問がきて、最後は、『最後にアピールしたいこと』かな。
このように、能動的に質疑応答の予測が立てられるようになると、更に落ち着いて面接選考に臨めるようになります。
次回は、面接での回答テクニック④「面接官を観察する」です。
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