【エアライン面接】内面適性対策(5)

公開日:2022年3月13日

採用面接官に伝わる6つの工夫

 

エアライン面接選考における内面適性対策として、今回は、採用面接官に伝わる6つの工夫を取り上げます。

 

エアラインでの面接選考では、採用面接官との「対話力」がみられます。

 

ここでいう「対話力」とは、採用面接官との質疑応答が適切であるかであり、面接選考用に暗記してきた答えを自分視点で一方的に話すことや採用面接官との対話がかみ合わないような状況を生まないようにしないといけません。

 

そこで、採用面接官との「対話のキャッチボール(質問のやりとり)」を意識し、質問を正確に受取り、採用面接官に伝わるように答えていきます。

 

面接選考での質疑では、急いで答えていく必要はなく、質問によっては、「質問の意図は何か」、「その意図から何をテーマに答えていくか」を判断するために、質問内容を伝え返ししながら、少し間を開けてから答えても構いません。

 

仲の良い友人との楽しい会話シーンをイメージしてください。その友人との会話を楽しみたければ、ポンポンと急いで答えようとはしませんよね。

 

対話のキャッチボールには、そうした間も大切で、仲の良い友人との会話と同じように採用面接官とのやりとりを楽しめるようになれることが理想です。

 

それでは、面接選考で大切なことは何でしょうか?

 

採用面接官からの質問に正しく回答できただけでは足りません。

 

大切なことは、自分が回答した内容を採用面接官の頭の中にきちんと残してもらうことです。

 

そのためには、質問に答える際、以下を意識していく必要があります。

 

 

採用面接官に伝わる6つの工夫

 

①採用面接官の表情を観察しながら、

 

②採用面接官に分かりやすい言葉(表現)で、

 

③(長々と話さず)端的に、

 

④回答する速度は、少しゆっくり目で、

 

⑤ハキハキした声とトーンで、

 

⑥採用面接官にアピールしたい箇所は、アクセントを置いて少し強めに発声。

 

 

例えば、採用面接官から、「弊社を志望する理由を教えてください。」と質問されたとします。

 

そうした場合に多くの人が、「よし! 志望動機がきた。暗記してきた志望動機を、忘れないうちに正確に答えよう。」となり、覚えてきた志望動機を一方的に話し切ろうとしてしまいがちです。

 

採用面接官と視線を合わせて答えたとしても、採用面接官からみると、一方通行的な回答に感じられてしまいます。

 

そこで、質問に対して覚えてきたその答えを一方的に話し切るのではなく、上記①のように採用面接官の表情をうかがいながら答えていきます。

 

採用面接官が、「うんうん」とうなずいてくれているようであれば、その話に食いついてくれているので、長々とならないように気をつけながら、しっかりとその話をしていきます。

 

また、面接官が、「う~ん?」と首をひねるようであれば、自分の話をきちんと理解してもらえていないと捉えて、採用面接官の「質問の意図」を再考した上で、分かりやすい話しに変えるなど内容を工夫をしていきます。

 

上記②~⑥は、面接選考における回答で一番大切なことである「自分の伝えたいことを採用面接官の頭の中に残してもらう」ための「話し方」です。

 

こうした「話し方」を養っていくためのひとつの方法として、「朗読」による練習方法があります。この方法については、今後のコラムの中で、詳細をご紹介します。

 

 

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