【エアライン面接】採用面接官の評価方法の実際

公開日:2022年1月22日

エアラインの採用面接官視点からみた6つの留意事項。

 

今回から面接選考対策に入っていきます。

 

弊会のCAやGSの採用面接官経験のノウハウから、今回は、エアラインの採用面接官が面接選考でどのように評価をしているか、エアラインの採用面接官視点からみた6つの留意事項について紹介します。

 

①面接選考で、採用面接官は、評価項目ごとに点数を付けています。

評価項目は、「外面適性項目」と「内面適性項目」とに分かれており、その総得点の上位から何名までとボーダーラインを引き、次の選考へ進む人を決めていきます。

 

②面接選考での評価は、「相対評価」ではなく、「絶対評価」です。

相対評価とは、例えば、集団面接で、Aさん、Bさん、Cさんの3人が一緒に面接を受ける場合、Aさんの面接選考での評価は、同じく目の前で面接を受けているBさん、Cさんと比較した中で一番良い点数がつけば次の選考に進むといった評価のことです。

 

面接選考での評価は、相対評価ではありません。

 

その企業の面接選考を仮に5千人受けるのであれば、その5千人の中から総得点によって上位何名までが次の選考に進むという5千人の中での絶対評価となります。

 

そのため、集団面接では、一緒に面接選考を受ける人をライバル視する必要はなく、また、面接での質問に対する回答のテーマが他の人とかぶってたとしても気にする必要はありません。

 

こうした集団面接でのポイントについては、「集団面接での3つの留意事項」として、今後、取り上げていきます。

 

なお、この絶対評価による評価方法は、エアラインのグループディスカッションによる選考の場合も同様です。

 

③面接選考における評価は、質問単位というよりも、その面接選考全体で点数が付きます。

大手エアラインの一次面接では、30分程度の集団面接が一般的であり、その場合、採用面接官は主に5つ程度質問をします。

 

面接選考で、仮に1つ2つ質問にうまく答えられなかったとしても、もう駄目だとあきらめる必要はありません。

 

エアラインの面接選考では、100点満点を採らなければ、次の選考に進めないものではありません。

 

エアラインの最終面接で、当初うまく答えられず落ち込んだものの、「ここでリセット!」と気持ちを切り替えて臨んだ結果、その後の頑張りで内定を獲得したケースもあり、面接選考が終了し面接会場を退出するまで最善を尽くしましょう。

 

④面接選考では、限られた時間の中で採用面接官は評価をしけなければなりません。

面接選考を受ける側も、エアラインの面接会場の一種独特な雰囲気から緊張をしてしまい、本来持つ自分の良い面や力を出し切れない可能性もあるため、採用面接官は、面接選考の開始時、緊張しているなと感じた場合はアイスブレイクを入れて緊張を和らげようとしてくれます。

 

つまり、採用面接官は、面接選考の場で、その人の良い面が拾えなかったというような事態をできるだけ避けたいとの意識でいるため、その意味でも面接選考ではお互いがWin-Winの関係を築けることがベストです。

 

そのため、採用面接官は、面接選考では、できるだけその人の良い面を拾おうとしています。

 

重箱の隅をつつくようなマイナス面を見つけてやろうといったものではないので、自分のアピールできる良い面をひとつでもふたつでも採用面接官に知ってもらおうという気持ちで面接選考に臨みます。

 

⑤面接選考では、いかに「自分らしさ」が出せるかがポイントです。

面接選考の場では、その企業への入社意欲や熱意はしっかりと伝えていく必要はありますが、採用面接官視点でみると、その人らしさではない、その企業の色合いに無理に合わせたり、そうした演出を意図的に行ったりすると、その人の個性が埋没してしまい、良い評価が付かない傾向にあります。

 

自分がもつ素晴らしい個性を面接選考で自信をもって示して採用面接官に伝えていくには、日々、自らの感性を磨き、自分にさらに自信をもつことが大切です。

 

⑥面接選考は一発勝負です。

一次面接の「情報」が引き継がれることはあっても、一次面接での「評価」が二次面接に持ち越されることはありません。

 

同じく、二次面接での評価が、最終面接に持ち越されることもありません。

 

採用面接官も一次、二次、最終で変わり、採用面接官により評価も変わってきます。

 

前回の面接選考での出来栄えで一喜一憂することなく、次の面接選考でもベストを尽くして臨みましょう。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

エアラインの採用面接官視点における面接選考での留意事項はまだまだあります。

 

また、細かいエアラインの評価項目など、一般には紹介しづらいものもあります。

 

エアライン面接選考で、知りたいこと、気になったことがありましたら、メールで回答をしますので、ご希望の方は、弊会のホームページの「お問合せフォーム」から、お気軽にご質問ください。

 

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